クラスB滅菌器
イタリア・W&H社のクラスB滅菌器Lisaはヨーロッパ規格EN13060に適合した高水準の滅菌器であり、「すべての形状の被滅菌物を滅菌できる」とされています。
血液や体液と接触する可能性のある材料や器具には様々な形状のものがあり、それぞれの形状に適した滅菌サイクルで滅菌する必要があります。ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、クラスS、及びクラスNという3種類の滅菌サイクルのクラスがあります。その中で唯一クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされています。
◎ LISAの特徴1
世界水準をクリア
パルス真空と呼ばれる、バキュームと蒸気の注入を交互に繰り返すシステムで、器具の内部や細かい部分にまで蒸気を行き渡らせて滅菌します。これまでのオートクレーブによる滅菌では行き届かなかったところまで、きちんと滅菌できるようになりました。
◎ LISAの特徴2
乾燥時にもパルス真空を採用
0.3ミクロンのバクテリアフィルターを通した清潔な空気の流入とバキュームを繰り返し、約80℃の熱で低温乾燥。ドアを開けずに乾燥させるため、外部の雑菌が入り込むことはありません。タービンのカートリッジやOリングなども、傷めることなく乾燥させます。
クラス B 滅菌レベルは、世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準です。
クラスB滅菌レベルを満たした機器は、ヨーロッパの歯科先進国では多くの歯科医院で導入されていますが、日本ではまだまだ普及していません。
当院では、歯科先進国と同様に世界最高水準の衛生環境を整えておりますので、安心して治療を受けていただけます。